世界の歯列矯正事情
こんにちは。
名古屋ウィズ歯科・矯正歯科、衛生士の黒岩です。
本日は世界の歯列矯正事情についてお話します。
目次
世界の矯正治療費
アメリカの矯正治療は保険が効くので安いと言われてます。
しかし、日本の健康保険とは異なります。
イメージとしては、個人ではいる生命保険や学資保険のようなものです。
子供が産まれたら、将来矯正治療をすると考えて、保険に入り、積み立てをします。
イギリスでは、矯正治療が必要だと認定されると、18歳以下で矯正治療を始めれば、日本と同じ健康保険システムで、治療費が無料です。
予防歯科先進国のスウェーデンでは、20才未満で国が定めている基準を満たしている場合には、歯列矯正の治療が無料で受けられるそうす。
歯科検診も義務化されており、歯に対する意識がとても高い国であるということが言えます。
韓国では、歯並びへの関心が高く、歯並びが悪いととてもコンプレックスを感じます。
日本と比較して、治療費は半分の50万円程なので、矯正治療をされる人が多いです。
歯並びに対する意識の違いについて
日本では今でも八重歯がかわいいという患者様がいます。
当医院でも八重歯にして下さい、と希望される患者様もたくさんいます。
しかし、アメリカでは八重歯はドラキュラを想像してしまい、悪歯並びと認識されています。
南米では、上の真ん中の歯の間に隙間があると、運が開けるという言い伝えがあり、マドンナも一時期すきっ歯にしていました。
また、ヨーロッパでは、アメリカ人の歯並びへの意識の高さを揶揄する方々もいます。
国によって考え方が様々だと感じます。
歯並びの意識の違いは骨格や食文化などが影響をしているのではないでしょうか?
日本人の骨格?どんな顔?
硬い食べ物を食べていた縄文時代の日本人は、顎の筋肉が発達し、顔の骨格も厚くて頑丈だったため、顔が大きかったと考えられています。
現代の日本人は、柔らかい食べ物が中心になり顎の筋肉や歯を支える骨(歯槽骨=しそうこつ)が退化して縮み、細長い顔の人が増えていると言われています。
歯槽骨が退化して縮むということは、その分だけ歯が並ぶスペースが狭くなるということです。
結果として、まっすぐに生えてくることができない歯が出てしまい、八重歯や出っ歯といったように、歯並びに影響してしまうケースが多くあるようです。
日本の文化による影響
日本人は昔から女性は笑うとき、口元に手を当てて控えめに笑うことが上品であり、男性は歯を見せてニコニコしているよりも、口を閉じキリッとしていることが求められていました。口を大きく開けたりする機会があまりなく、このような文化が歯並びに対する意識を低くする原因なのかもしれません。
装置装着に対するイメージ
歯列矯正には装置を装着する必要があります。見た目が悪い、痛みがあるのはイヤだなどの理由で、日本人は海外の方よりも歯列矯正の治療に対してネガティブなイメージを持っているようです。
一方、アメリカの人に歯列矯正についてのイメージを尋ねると、歯列矯正ができることは「嬉しい」こととの回答が多数を占めるといいます。歯列矯正のイメージの違いから、日本人は治療そのものが足かせとなり、なかなか歯列矯正の文化が広まらないのです。
世界の歯列矯正、皆様いかがだったでしょうか。
近年では日本人の歯の意識への変化が感じられるようになっています。
興味がわいた方はぜひ一度検討して無料カウンセリングにお越し下さいませ。
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