口腔乾燥症とは?
こんにちは。
名古屋ウィズ歯科・矯正歯科の山下でございます🌻
本日は口腔乾燥症(ドライマウス)についてお話させていただきます。
唾液は唾液腺から分泌され、一日の平均分泌量は約1.0~1.5リットル、
口の中には常時2.0~3.0ミリリットルの唾液が存在していると言われています。
口腔乾燥症とは唾液の分泌量が少なかったり、
分泌されなくなることで口腔内が乾燥した状態になっていることです。
口腔内が乾燥していると、口臭の原因・虫歯や歯周病の原因・
摂食嚥下障害(飲み込みにくくなる)・入れ歯が合わないなど様々な問題が生じてきます。
1、口腔乾燥症の原因
口腔乾燥症の原因は一つではありません。
・服用されている薬の副作用(抗うつ剤・抗不安薬・鎮痛剤・降圧剤など)
・全身疾患(糖尿病・甲状腺機能障害など)
・ストレス
・口呼吸→口呼吸について詳しくはこちら🦷
・水分摂取不足
・シェーグレン症候群(目や口の乾燥が生じる免疫疾患)
など様々な原因が挙げられます。
2、口腔乾燥症の治療
原因によって治療方法は異なりますが、
・咀嚼回数を増やし、唾液の分泌を促す
・定期的に水分摂取を行い脱水を防ぐ
・口呼吸ではなく鼻呼吸を意識する
・疾患が原因の場合は疾患治療を行う
・薬の副作用が原因の場合は可能であれば副作用の少ない薬に変更する
・口腔内の湿潤剤の使用
口腔乾燥症(ドライマウス)は生活習慣が大きく関係していると言われ、
年々患者数が増えてきており現代病とも言われています。
最近口の中が乾燥するなと少しでも感じる場合は口腔乾燥症かもしれません。
唾液には食べ物を食べやすくするだけではなく、
外部から体内に侵入してきた細菌から体を守る役目があります。
普段の生活を見直し、規則正しい生活を送ってください。
気になるようであれば当院でも診させていただくことができます。
お気軽にお問い合わせください😊✨