歯茎の黒ずみ

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科川端でございます。

 

本日は、歯茎の黒ずみについてご説明します。

 

最近年を重ねるごとに歯茎の血色が悪くなってきて、歯と歯茎の境目の色が黒くなってきた。

そんな変化を感じたら、歯茎が老化し始めているサインかもしれません。

 

         歯茎が黒くなる3つの原因

1 煙草によるメラニン沈着

 

喫煙者の方は、煙草が原因で歯茎が黒ずんでいる可能性があります。

煙草に含まれるニコチンやタールなどから歯茎を守るためメラニン色素が作られ、それが沈着することで歯茎が黒く変色します。

唇が黒くなるケースもみられます。人種間でもメラニン色素の量は違います。

ちなみにメラニンそのものは害ではありません。

 

2 金属製の素材が錆びて溶け出すメタルタトゥー

 

煙草を吸わないのに歯茎が黒ずんでいる方は、過去に歯科治療が影響しているかもしれません。歯茎に金属が接触し続けている部分に金属の成分が溶け出して黒ずみます。

これらは基本的に保険内で行われる一般的な治療で起こってしまいます。

ちなみに詰め物の種類によっては金属が溶け出し、全身にまわり、糖尿病やアレルギーなどを引き起こすといわれています。

 

3 重度の歯周病で歯茎から排膿している

 

歯茎が黒くなる原因として、もっとも深刻な症状が歯周病です。歯周病が重症化すると、歯茎から出血するだけでなく膿が出るようになります。

40歳以降では、70~80%歯周病。これらは自覚症状がないため、気付かないうちに歯を支えている歯茎や歯の根元にある歯が破潰されて行きます。

また金属の詰め物も注意が必要です。

保険診療内の治療だから、と安心できないのが残念なポイントです。

詰め物になるときは医師と相談しながら決めてください。

 

             まとめ

歯茎が綺麗だと見た目が美しいだけでなく健康的な印象を与えます。逆に歯茎が黒ずんでいると見た目が悪いだけでなく不健康なイメージをもたれてしまいます。

 

一般的には、

・全体的に薄いピンク色の歯茎をしている。

・歯茎に黒ずみがない

・歯茎から血が出てない

・歯茎が痩せて下がっていない。

 

健康なはぐきはピンク色で弾力があり、引き締まっています。

歯磨きをしている時に鏡で歯茎をチェックしてみましょう!

当てはまる項目が多いほど健康な歯茎です。

逆に当てはまらない人は歯周病などのトラブルが起きている可能性がありますので、

一度歯科医院を受診して下さい。

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