拡大床について
こんにちは。
名古屋ウィズ歯科・矯正歯科の黒岩です。
本日は拡大床ついてお話しします。
拡大床とは薄い入れ歯のような装置に、拡大ネジを埋め込み、そのネジを回すことで歯列を広げる、矯正治療に用いる拡大装置のことです。
ネジの幅を広げる力を加えることにより歯の土台となる歯槽骨を側方に押し広げる構造です。
不正咬合は顎の骨と歯の大きさのバランスの不調和により起こります。
顎の骨が小さいと歯が並びきらず歯列に沿って並びません。
拡大床を使用して歯を並べるスペースを解消します。
通常は、乳歯列期や乳歯と永久歯が混ざった混合歯列期に拡大床で歯列の幅を広げた後、全ての歯が永久歯に生えそろうのを待ってから、第二期治療としてワイヤーとブラケットを使ったワイヤー矯正を行って、全体の歯並びや咬み合わせを治療することが多いです。
ご使用方法
中央のあるネジ穴に回転棒を挿入して、矢印方向に90°回します。
1週間に1度就寝前に90°回します、最低でも1日合計8時間以上装着していただきます。
何回転させるかは患者様や医院によって異なりますので医師の指示のもと行って下さい。
痛みについて
使用して2~3日は歯が押される痛み喉の痛みが個人差によって起こります。
ネジを回し出すと歯茎が痛くなりやすいです。
その際には調整が必要な場合があります一度かかりつけ医にご連絡ください。
乳歯がグラグラし出すと取り外しの際に痛みが出ることがあります。
拡大床を調整しますのでご連絡ください。
お子さまの歯並びが気になる方は一度無料カウンセリングにお越しくださいませ。
ケースによっては行えない可能性もございます、患者様一人ひとりに合った治療を提供しております。矯正治療は当医院にお任せください。