小児のマウスピース矯正
こんにちは 名古屋ウィズ歯科・矯正歯科 宗宮です。
本日は小児のインビザラインについてお話しさせていただきます。
小児のインビザラインはイビザラインファーストと呼ばれています。
インビザラインファーストは、混合歯列期(入試と永久歯の交換期)のための
マウスピース型矯正装置です。
インビザラインはこれまでは、主に永久歯が生えそろう時期の矯正治療(第2期治療)で
使用していましたが、インビザラインシステムの技術進歩により、乳歯と永久歯が混合する時期の矯正治療(第1期治療)からの使用が可能になりました。
インビザラインファーストのメリット
〇透明で目立たない
透明のマウスピースを使用するので、装着していてもほとんどわかりません。
「学校で友達にからかわれるか心配」など見た目に抵抗があるお子様も受け入れやすい矯正装置になっております。
〇虫歯のリスクを最小限に
マウスピースは簡単に取り外しが可能です。ですので、食事や歯磨きも普段通りに行えるので、従来のワイヤー矯正と比較して虫歯のリスクを下げることが可能です。
〇遊び・スポーツ時も安心
マウスピースは薄くて滑らかな素材を使用しています。
転倒したり、ボールが当たっても矯正装置によるけがの心配はありません。
〇通院回数が少ない
1週間毎のアライナーの取り換えは自宅で行っていただきます。通院は2か月ごとを目安にし、ワイヤーの調整の通院頻度に比べて少なく済みます。親御さんの送り迎えの負担も軽減します。
インビザラインファーストの注意事項
●1日20時間以上のアライナー装着が必要
食事のあとにアライナーを装着し忘れるなどして決められた時間アライナーを装着しないと、矯正期間が延びたり矯正に影響が出ます。
また、小児矯正の場合は保護者の方のご協力も必要になります。
●インビザラインファーストの適応条件
第一大臼歯を有し、切歯(乳歯もしくは永久歯)の少なくとも2歯が2/3以上萌出していること、また、少なくとも3/4顎に乳歯(C,D,E)または未萌出の永久歯(3,4,5)を2歯以上有していることが必要です。
インビザラインファーストの期間と流れ
全体の流れは従来の矯正装置と同様、乳歯と永久歯が混合する時期の【第1期治療】と
永久歯が生えそろう時期の【第2期治療】に分かれています。
なお、インビザラインファーストでは治療開始より1年半以内を目安に第1期治療を完了。その後、永久歯が生えそろうまでリテーナーを装着し、第2期治療に移行します。
★お子様の歯並びについて早期にご相談をしていただくことで、将来の歯並びに悪影響を与えるような生活習慣の改善や、適切な矯正治療の開始時期と治療方法を見極めることができます。
その結果、最終的な歯並びがよりよくなる可能性が高くなります。
お子様の歯並びについて気になることがあればお気軽にご相談ください!
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