頬杖について

こんにちは。

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科の黒岩です。

本日は頬杖についてお話しさせていただきます。

 

私は高校生時代に癖で頬杖をついていました。

そんな時、突然顎に痛みを訴えるようになりました。

はじめはなぜ痛いのか分からず歯が痛いと思い当時かかりつけ医だった先生に歯が痛いと相談しました。

 

しかし、歯に異常はなく何か思い当たる節はないかと言われ気づきました。

顎が右に少しずれて顔が歪んでしまっていたのです。

なぜこんなにも動いてしまうかと言うと、下顎は関節のところでは固定されているものの、体の各関節としては唯一、四方八方に動く可動域の広い関節なので、

その力は直接顎を横や奥に動かす力として働き顎の関節に強い負荷をかけるからなのです。

 

頬杖をつくと、顎に頭の重さ(負のストレス)がかかり、下顎が後退します。

下顎を片方から支えるような頬杖をつくと、歯並びが内側方向にずれしまいます。

また、左右非対称になり歯列を変形させてしまい噛み合わせが悪くなってしまいます。

過去に顎が歪んでしまったため噛み合わせが悪くなり矯正治療を行いました。

 

頬杖をつく習慣を放置し続けると、顎の位置がずれ、頭痛や肩こり、体調不良を引き起こすこともあります。

 

また、頬杖をつくときは、頭の重みを手の平のみで支えようとするので、悪い姿勢になり、使うべき筋肉が使われず、左右のバランスが崩れ体のゆがみの原因となります。

手遅れになる前に、頬杖をついてしまう悪習癖をやめる努力が必要です。

 

何気ないことでも塵も積もれば山となります。

私は頬杖の悪習慣を治したことによって顎のずれも治り顎関節も治りました。

 

顎の痛み、顎の歪み、歯並びのお悩みございましたらご気軽にご相談くださいませ。

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