口臭の原因!舌苔ってなんでつくの?

こんにちは、With歯科矯正歯科の奥村です。

 

そもそも舌苔とは舌の表面の角質の隙間に細菌や汚れが溜まり、舌が白く一見すると舌に苔が生えたように見えることです。舌苔の原因は口呼吸、消化器系の疾患などがありますが、原因が不明なことも多くあります。舌苔自体を治療する必要はなく、口臭の原因として舌苔が考えられる場合は多くのお場合、舌ブラシで舌を磨きます。

良く言われる舌苔の原因は主に3つあります。

一つ目は単純に汚れの付着による場合です。お口の環境が悪いと食べかすや細菌の死骸が舌の上に溜まり舌苔となります。汚れの場合は舌ブラシで磨くと舌苔が簡単に取れます。

二つ目は舌の機能が低下してできてしまう場合です。

正常な舌は常に動いていて舌の表面の古い角質が自然に取れ、新しい細胞になります。舌の動きが悪いと古い細胞に表面の汚れが付いたままに舌苔つくようになります。舌を動かすトレーニング等でいわゆる舌の筋トレを行います。

最後に免疫力の低下によって起こる場合です。

胃腸障害や新陳代謝の低下、免疫力が低下することによって舌の表面に汚れが付きやすくなり、舌苔が発生します。この場合は漢方薬等で治療を行います。

舌苔に関しては磨く習慣がない人が多い反面、固めの歯ブラシでごしごし磨いて舌を傷つけ、逆に汚れが付きやすくなるケースも見られるため、過剰に磨きすぎるのも考えものです。

適切な舌ブラシで適度に優しく磨いて、舌のケアをしていきましょう。

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