歯周病と喫煙の関係性

 

こんにちは名古屋ウィズ歯科・矯正歯科 宗宮でございます。

 

本日はなぜ歯肉から出血をするのか、、、についてお話いたします。

 

 

みなさんは歯磨きをしていて歯肉から出血することはありますか?

 

力強く磨きすぎて出血することもありますが、

もしかするとその出血は歯周病の症状かもしれません!

 

 

現在日本人の約8割が歯周病に罹患していて、生活習慣病の一つともなっています。

 

 

●歯周病のサイン

 

・歯磨きやフロスをすると血が出ることがある。

 

・歯肉がむずがゆい、痛みを感じることがある。

 

・歯肉の位置が下がった、歯が伸びた感じがする。

 

・口臭が気になる。

 

 

いかがでしょうか?この中に当てはまるものはありますか?

 

 

 

そのそも歯周病で歯肉から出血する原因は何だと思いますか?

 

 

→それはプラークです!!!

 

プラークとは歯面についている白っぽい細菌のかたまりになります。

プラークは食べかすとは異なります。

 

 

 

歯みがきが不十分でプラークが歯面に残ったままになると

さらにプラークが増え、歯周病菌の活動が活発になります。

 

 

活発になった歯周病菌に対抗するために、体は免疫細胞を歯肉に送り込みます。

 

白血球などの免疫細胞は血液に含まれている為、血液がたくさん送り込まれ

歯肉はパンパンに膨張してしまいます。

 

 

 

歯肉から出血していたら歯周病と気づくきっかけにはなりますが、

喫煙をしている場合、出血がしにくく歯周病に気づきにくいです。

 

 

喫煙をしていると、口腔内の毛細血管が収縮して血の巡りが悪くなってしまいます。

その結果、本来であれば歯周病で歯肉に炎症が起きており、

歯磨きなどで容易に出血するはずが、あまり出血しないという事が起こります。

 

また、喫煙は歯周病を悪化させる生活習慣病の一つであり、

喫煙者は非喫煙者よりも2.4~5.27倍も歯周病のリスクが高いことがわかっています。

 

また、歯周病治療をしたとしても治りが悪くなる原因にもなります。

 

 

 

当院では定期健診の際にもこのような

全身的なお話もさせて頂いております。

 

 

歯周病は自分で気づきにくく

また、症状も痛みがなく進行していきます。

 

歯周病になる前に、歯周病が重度になる前に

検診へお越しください♪

 

定期検診では、歯周病の検査、歯石取り、着色取りなどを行っております。

お帰りの際にはつるつるした歯面になり、お口の中がすっきりします!

 

 

たくさんのご予約お待ちしております♡

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