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インビザラインとキレイラインの違いについて
こんにちは名古屋ウィズ歯科・矯正歯科 歯科医師の鈴木です。本日のブログテーマはマウスピース矯正についてですよ~。
さて、歯列矯正をしたい!だけど見た目も気になるので透明で目立たないマウスピース矯正をしたいな・・どんなのがあるのだろう、とインターネットを検索してみると出てくるのが「インビザライン」もしくは「キレイライン」ではないでしょうか。
特に「キレイライン」はテレビCMもやっていますし、インターネット広告では初回2万円から始められる歯列矯正!という謳い文句も相まって急速に認知度が高まっているように感じます。
実際当院に歯列矯正カウンセリングに来られる方の中でもキレイラインはどうなんでしょう、と質問させる方が何人もいらっしゃいます。
そこで、本日は「インビザライン」と「キレイライン」の違いについて私の見解をお話ししていこうと思います。
【まず、マウスピース矯正とは】
従来のワイヤー矯正とは違い、患者さんご自身で着脱可能な透明なマウスピースにより歯を動かしていきます。一枚ずつ歯を動かした形の異なるマウスピースを順番に装着していくことで目標とする歯並びにしていきます。
ワイヤー矯正に比べて、
- 装置が目立ちにくい
- 痛みが少ない(一枚のマウスピースで動かす歯の移動量が0.25ミリまでと少ないため)
- 歯根吸収のリスクが少ない(マウスピースを外している時間は歯根周囲の血流が回復するため、と考えられています)
- 口腔内の清潔を保ちやすい
などのメリットがありますが、患者さん自身で着脱が可能なため治療がうまくいくかどうかは患者さんがマウスピースの装着方法・使用時間をきちんと守っているかに左右されてしまう点がデメリットとなっております。
キレイライン、インビザラインどちらも1日20時間以上のマウスピースの着用が必要です!!これが守られないと、いつまで経っても歯列矯正が終わらなくなってしまいますのでご注意ください。
当院でもインビザラインを始めたはいいものの着脱が面倒で使用時間が守れない・・とおっしゃられる方がまれにございます。当院ではインビザラインからワイヤー矯正への変更(クリアラインは除く)は無料で対応致しますので、マウスピース矯正を続けられるか不安だな、と言う方でも安心して初めて頂きやすくなっております。
【インビザラインとキレイラインの違い】
※インビザラインについては当院でのシステムになります。医院によって価格等異なりますのでご注意ください
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インビザラインコンプリヘンシブパックージ |
インビザラインライト |
キレイライン |
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対応症例 |
奥歯の噛み合わせまで含めた全体の歯列不正 |
片顎または上下の前歯に限局した歯列不正 |
上下の前歯に限局した歯列不正 |
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およその期間 |
非抜歯症例:1年~2年 抜歯症例:2年半~3年半 |
3ヶ月~1年 |
5ヶ月~1年3ヶ月 |
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1999年~(米国) 2006年~(日本) |
左に同じ |
2017年~ |
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症例数 |
全世界100カ国以上で1,000万人以上(2021年) |
左に同じ |
数千~数万人程度で日本のみ |
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治療内容 |
以下参照 |
以下参照 |
以下参照 |
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料金 |
60万円(税別) |
片顎30万円(税別) 両顎50万円(税別) |
総額10万円~30万円 |
- 対応症例
インビザラインは外科的処置を必要とするケース以外のほぼ全ての歯列矯正に対応できます。
インビザライン・コンプリヘンシブパッケージは奥歯の噛み合わせから改善でき、歯を抜く必要がある矯正も適応となっております。
インビザライン・ライトパッケージはマウスピース14枚以内で終了可能な軽度な歯列不正が対象となっております。主に前歯6本のみの矯正で対応可能な症例が適応です。
キレイラインはインビザライン・ライトパッケージに相当する物のようです。かみ合わせも考慮して治療が行われるようですが、目につきやすい上下の前歯12本を重点的に動かす矯正の方法なので見た目重視の矯正治療となります。
目安としては、口元を引っ込めてE-ラインを整えたい、ガタつきの量がおおよそ合計2.5ミリ~3ミリ以上ある場合は部分矯正では難しくなりますので、インビザラインコンプリヘンシブパッケージでの治療が必要になります。
奥歯の噛み合わせが綺麗で、前歯のみの2~3ミリ以内のガタつきを整える、もしくはすき間を閉じる場合はインビザラインライト、もしくはキレイラインでの治療が適応となります。
- 期間
期間は歯列不正の程度によって大きく異なりますのでおおよその目安になります。実際に患者様の口腔内を見ないとなんともいえませんので、詳しくは矯正相談にて各医院に来院して頂くことをおすすめします。
- 歴史・症例数
インビザラインシステムはアメリカのアライン・テクノロジー社が開発し、アメリカでは1999年から、日本では2006年から販売されている商品になります。2021年時点で、全世界100カ国以上、1,000万人以上の症例数を誇ります。その膨大なデータを元に毎年のようにアライナー矯正のシステムが改善されていっています。
当院でもインビザラインを取り扱いはじめて7年以上になりますが、抜歯症例や過蓋咬合(噛み合わせの深い症例)等当初はインビザラインだけでは治療が難しかったケースもシステムの改善により取り扱えるようになり、また治療の完成度もワイヤー矯正に遜色なくなってきたように感じます。
キレイラインは日本人の歯科医師が2017年から始めたシステムになります。歴史・症例数ではインビザラインには現状は劣ってしまいますが、どんどん知名度をあげていますから、今後に期待です。
- 治療内容
キレイラインもインビザラインも口腔内の状況をもとに、「アライナー」と呼ばれる透明のマウスピースを作製して歯に装着するのは同じです。
キレイラインはハードとソフトの2種類作製して交互に装着します。矯正中は定期的に歯型を採取し、歯科技工士がその都度新しいアライナーを作製します。そのため、45日に1度の来院が必要になります
インビザラインは一度の歯型採取で矯正完了までの段階をシミュレーションし、段階ごとのアライナーを矯正開始時にすべて作製しておく点がキレイラインと異なる点です。そのため来院間隔は2~3ヶ月に1度、長期の海外留学・赴任等がある場合は自己責任にはなりますがそれ以上に来院間隔を空けることも相談の上で可能になっております。
また、キレイラインでは歯をきれい並べるためのスペースが足りないケースでは、歯列を頬側に移動させる「拡大床」を使った治療を行うことがあります。医師が必要と判断した際に併用をすすめられることがありますが、すべての治療で必ず必要なものではありません。
インビザラインでは歯の表面に「アタッチメント」という突起物を取り付け、アライナーと歯をしっかり固定させることがあります。取り付け方によってさまざまな力を加え、歯を効率的に動かすことが可能です。キレイラインでも追加治療として必要に応じて取り入れられることがあります。
- 料金
キレイラインはコース料金もあるようですが、歯列不正の治り具合に応じて患者さん自身で治療のゴールを決められるためマウスピース1枚ごとの都度払い制にしているようです。安価な設定にしているため、追加治療や保定装置等は別に料金が発生します。
インビザラインは追加治療や保定装置、保証期間も含めた単一の料金設定となっております。
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インビザラインコンプリヘンシブパッケージ |
インビザラインライト |
キレイライン |
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相談料 |
0円 |
0円 |
3、500円程度(税別) |
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装置代金 |
60万円(税別) |
片顎30万円(税別) 両顎50万円(税別) |
1枚目:2万円(税別) 2枚目以降:1枚4万円(税別) |
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再診料 |
5,000円(税別) |
5,000円(税別) |
3,000円程度(税別) |
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追加治療代金 |
なし ワイヤー矯正に変更も0円 |
なし ワイヤー矯正に変更も0円 |
IPR1回につき3,000円程度(税別) 拡大床片顎につき40,000円程度(税別) ワイヤー矯正に変更は追加料金 |
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リテーナー代金 |
0円 |
0円 |
2万円~6万円(税別) |
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保証期間 |
5年間 |
2年間 |
各医院にお問い合わせください |
【インビザラインとキレイラインどちらがいいの?】
私の見解としては、噛み合わせに問題がなく、前歯に限局した2~3ミリ程度のガタつきやすき間がある方はインビザラインライト、もしくはキレイラインでも問題がないと思います。
歯列矯正治療は、あくまで治療になります。もちろん見た目は大事ですが、噛み合わせも含めて歯列矯正を行わないと、顎関節症になってしまったり、長期の歯列の安定性が得られなくなってしまい、一生並べた歯の保定を行わないといけなくなってしまう場合もあります。噛み合わせから治療の必要がある方は全体矯正のインビザラインコンプリヘンシブパッケージをおすすめします。
インビザラインライトとキレイラインの選択はガタつきの量や歯をどれくらい綺麗に並べたいか、などが基準にになってくると思います。歯の移動量が多くなるほどマウスピースの枚数が多くなりますので、都度払い制のキレイラインの方が合計するとインビザラインライトより高額になるでしょう。マウスピースの設計としては綺麗に並ぶように歯を動かすつもりでも、微細なガタつき、段差は取れずに残る場合があります。インビザラインではそういった細かな修正も含めての料金設計になっておりますが、キレイラインはもう少し歯を動かしたい、動かしたい、と高い治療ゴールを目指す方ほど高額になっていきます。
ある程度の前歯のガタつきがとれて、パッと人から見られたときに綺麗に歯が並んでるように見えればOKという方はキレイラインが治療費を抑えられていいように思います。
ご自身では自分の歯並びがどの程度の治療が必要か分らないと思います。無料相談を行っている歯科医院は当院も含めて数多くありますので、インビザラインキレイラインどちらもカウンセリングを受けてから決められたら良いかと思います。
また、今回は詳しく取り上げておりませんが、当院ではキレイラインのような都度払いシステムのマウスピース矯正「クリアライン」も取り扱っておりますので気になる方はカウンセリングで聞いてみてくださいね♪
監修者情報

院長
原俊太朗(ハラシュンタロウ)
【経歴】
H24年 駿台甲府高校 卒業
H24年 松本歯科大学 歯学部 入学
H31年 松本歯科大学 歯学部 卒業
H31年 歯科医師免許証 取得
R2年 臨床研修修了 登録
R2年 エスカ歯科・矯正歯科 常勤医師
R4年 名古屋ウィズ歯科・矯正歯科院長 就任
【所属団体】
日本矯正歯科学会
日本審美歯科学会
日本口腔インプラント学会
口腔インプラント学会
ノーベルバイオケア社インプラントコース修了
club GP会員
international team for implantology会員
駿台甲府高校高校卒業後、松本歯科大学歯学部入学、卒業後に医療法人スワン会に入局。臨床研修取得後2020年医療法人清翔会に入社、エスカ歯科・矯正歯科、名駅アール歯科・矯正歯科、名古屋ウィズ歯科・矯正歯科、名古屋みなと歯科・矯正歯科などのさまざまな歯科医院で保険診療からインプラント、審美歯科、矯正歯科、すべての治療を学ぶ。
圧倒的な実績を積み、2022年1月名古屋ウィズ歯科・矯正歯科院長に就任。
患者さまの困っている声に耳を傾け、患者さまの人生に寄り添って、納得のいくまで治療の説明を行っています。

