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MFTについて
こんにちは♪
名古屋ウィズ歯科.矯正歯科です。
本日はMFTについてお話しします。
MFT(口腔筋機能療法)
(こうくうきんきのうりょうほう)
概要
MFTは、舌・唇・頬・呼吸・嚥下(えんげ)
目的・効果
- 舌の位置や動きの改善
- 口呼吸 → 鼻呼吸への誘導
- 正しい嚥下(飲み込み)動作の習得
- 発音の改善(特にサ行・タ行)
- 不正咬合(出っ歯、開咬など)の予防・改善の補助
- 矯正治療後の後戻り防止
対象になる主なケース
状況 | 説明 |
舌癖(ぜつへき) | 舌を前に出す、前歯を押すなどの癖 |
開咬(かいこう) | 前歯が噛み合わず常に開いている状態 |
口呼吸 | 口を常に開けている・鼻で呼吸できない |
発音異常 | サ行・タ行の発音が不明瞭 |
小児の矯正前後 | 筋機能の改善が必要な場合 |
よく使われるMFTトレーニング例(基礎編)
① リップトレーニング(口唇閉鎖力の強化)
目的:
口呼吸の改善、唇の筋力UP、口をしっかり閉じる習慣づけ
やり方:
- 唇をしっかり閉じて5秒キープ → 10回
- 慣れたら割りばしや紙を唇だけでくわえて持ち上げる練習も(
10秒 × 数回)
② ポッピング(舌の筋トレ)
目的:
舌を正しい位置(スポット)に誘導する
やり方:
- 舌を上顎の前歯のすぐ後ろ(スポット)につける
- 舌を強く吸い上げて「ポン」と音を鳴らす
- 10回 × 1日3セット
③ スポット練習(舌の定位置を覚える)
目的:
舌の正しい休息位置を習得(誤った舌癖の改善)
やり方:
- 舌先を上顎の「スポット(前歯のすぐ裏の丸く膨らんだ部分)」
につけて5秒キープ - 1日数回、思い出したときにやる(習慣化)
④ スワロー練習(正しい嚥下の習得)
目的:
舌を前に出さずに飲み込む動作を習得
やり方:
- 舌先をスポットにつける
- 唇を閉じる
- 奥歯をかみしめながら、水や唾液を飲み込む
- 舌が前に出ないよう意識(鏡を使うと効果的)
⑤ 風船ふくらまし or ストロー吸い
目的:
口輪筋(唇まわりの筋肉)を鍛える
やり方:
- ストローで水やゼリーを吸う
- 小さな風船を唇を使ってふくらませる
補足:スポットの場所とは?
舌先の「正しい定位置」は、**
ここに舌が自然に触れている状態が理想です。
まとめ:トレーニングのポイント
- 毎日少しずつ継続することが大切
- 鏡を見ながら行うと動きが確認しやすい
- 保護者や歯科スタッフのサポートも重要(特に小児の場合)
歯科矯正との関係
MFTは、矯正治療の補助としてよく使われます。
補足
- 小児期からの指導が特に効果的です。
医療法人 清翔会 名古屋ウィズ歯科・矯正歯科
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監修者情報
院長
原俊太朗(ハラシュンタロウ)