インレー治療のご案内
こんにちは!
名古屋ウィズ歯科・矯正歯科です(^^♪
本日はインレーの種類についてお話ししようと思います。
~インレーとは~
インレーとは、一般の歯科治療ではよく虫歯に用いられる詰め物のことです。比較的小さな範囲の虫歯に適用されます。
インレーといっても、いくつか種類がございますので、選ぶ時のポイントについてお話していきます。
・メタルインレー
保険治療:約3000円
いわゆる銀歯です。
主に奥歯の詰め物として使用される銀色の金属インレーで、多くの場合「金銀パラジウム合金」という金属が使用されます。
銀色をしているため、口を開けたときに目立ちやすいです。また、保険の金属はさびやすいため、時間がたつと金属がさびて溶けだし、歯や歯茎にメタルタトゥーといわれる変色、金属アレルギーなどを引き起こす可能性が高いです。
金属アレルギーの症状としては、お口の粘膜に扁平苔癬という炎症がおこったり、手や足といった原因とは離れた部位にアレルギーが起こる場合もあります。
金属アレルギーを発症すると治療が大変ですので、予防のためにもメタルフリーの治療をおススメしています。
また、メタルインレーは歯との適合があまりよくなく、インレーの間から虫歯菌が侵入しやすいので、インレーの下で二次う蝕とよばれる虫歯ができやすいです。
二次虫歯の症状は最初の虫歯と同じですが、その特徴から危険度の高い虫歯です。
外見は詰め物やかぶせ物で処置されているため、そこが虫歯になっていることを目で確認できないですし、神経を除去している場合は痛みも感じないので虫歯を自覚しにくく、そのため進行しやすいのです。
二次う蝕を繰り返せばその都度治療が必要となり、歯を削る治療を繰り返すことで歯は徐々に失われていきます。
さらに虫歯によっても歯が溶かされるため、二次虫歯の繰り返しは歯を失う原因となります。
・ハイブリットインレー
自費治療:31000円
ハイブリットセラミックインレーとは、焼き物の粒子とプラスチックを混ぜたもので作られたインレーです。
セラミックインレーより柔らかく、周囲の歯にダメージを与えにくいというメリットはありますが、色調は多少おとり、経年的に変色します。また、セラミックインレーに比べて割れやすいので、奥歯の咬合力が強い場所に関してはセラミックインレーをおすすめしております。
・セラミックインレー
自費治療:53000円
見た目が良く、周囲の歯となじむ色調です。また、焼き物の粒子でできてますので、ほとんど変色がなく、汚れもつきにくいです。
また、金属を使用しておりませんので歯や歯茎の変色も起こりません。ハイブリットインレーよりも強度が高いので割れにくく、咬合力が強くかかる部位にもおすすめです。
・ゴールドインレー
自費治療:43000円
金合金や白金加金で作られています。非常にさびにくいので保険のメタルインレーのような金属のような金属の溶けだしによる二次的な虫歯、歯や歯茎の変色、金属アレルギーなどが起こりにくいです。
インレーの種類についてお判りいただけたでしょうか??
治療の際にはぜひご参考になさってください(^^♪