舌について

舌について

こんにちは

 

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科石田でございます。

 

皆様は、舌にどんな役割があるのか知っていますか?

 

また舌に現れる異常にどんなものがあるのか知っていますか?

 

本日は舌の役割と舌に現れる異常についてお話ししていきます。

 

 

 

舌の役割

1 味覚

  舌の表面には、味覚を感じるセンサー「味蕾(みらい)」があります。

  味蕾で甘味・苦み・塩味・酸味などを感じています。

 

2 咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)

  食べ物が喉から食道・胃へ送り込まれること。飲み下すことを嚥下といいます。

  舌は口の中にある食べ物を上手に送り込む重要な働きをしています。

 

3 発音

  生体から発せられる振動した空気を口の中で音にさせる役割を舌はしています。

 

4歯並び

歯を内側から支える舌が左右どちらかに偏り、特定の歯を押す癖があることで歯並びが乱れます。

 

 

舌の異常

 

1 大舌症

  舌が大きく歯並びの中に収まらない状態

  言語(発音)障害、摂食障害、呼吸障害、下顎前突症や開咬の原因になります。

  

  舌のリンパ管腫や血管腫などの腫瘍やダウン症候群にみられます。

 

2 小舌症

 言語(発言)障害、摂食障害、嚥下障害の原因になります。

 

3 溝状舌

 舌背部に多数の溝がある状態で、原因は不明です。

 先天的なものもあれば後天的なものもあり、後天的には舌の慢性炎症やビタミン欠乏により起る場合があります。

 

   溝に慢性炎症を起こすと疼痛、異臭(口臭)、味覚障害といった症状が現れます。

 

4 正中菱形舌炎

 舌背中央部が黒色、白色、茶褐色、緑色などの状態になる疾患

 カンジダ感染によるものと考えられ、男性に多いです。

 

5 平滑舌 

 舌背部が平坦となり、赤色で光沢の状態

 さらに灼熱感を伴います。

 

 舌乳頭萎縮、ビタミン欠乏症、鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血(悪性貧血)等の人にみられます。

 

6 毛舌症(黒毛舌)

 正中菱形舌炎と同じで、舌背中央部が黒色、白色、茶褐色、緑色などの状態になる疾患

 黒色または褐色をしているものを黒毛舌といいます。

 

 抗菌薬や副腎髄質ステロイド薬の長期服用により、口の中の細菌叢が変化して生じる(菌交代現象)

 

※菌交代現象

 体の中の正常な菌叢が減少することにより、通常では存在しないまたは小数しか存在しない菌が異常に増殖し、正常な  菌叢が乱れる現象

 

 

 

 

 

 

 

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