親知らず ってなにもの??

こんにちは。

 

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科の勝田です。

 

 

みなさんは親知らずが生えていますか??私は上の親知らずは右も左も埋まっている状態で下には親知らずの原型すらないそうです。お口のレントゲン写真を撮って確認しました🦷✨️近年の日本人は顎が小さい方が多く、親知らずが生えるスペースがない方も多いそうです。本日は 親知らず についてお話していこうと思います。

 

1. 親知らずとは

2. 親知らずと呼ばれる理由

3. 抜く必要はあるの?

4. まとめ

 

 

1. 親知らずとは

 親知らずとは大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯のことをいいます。正式な名称としては第3大臼歯といい智歯(ちし)とも呼ばれます。一般的には18~22歳の頃に生えてきます。まれに30・40歳頃にでてくることもあります。

 

2. 親知らずの由来

 親知らずと言えばほとんどの方が通じる言葉ですがなぜ親知らずと呼ばれるようになったかご存知ですか??いろいろな説がありますが、「人生50年」と言われていた昔は、20~25歳ごろに生えてくるこの歯は親と死別していることが多く、親が見ることが無い歯だったのでこのような名前が付けられたとされています。自分の子どもの『親知らず』を見ずに亡くなる人が多かったと思われます。

また他には、歯が子供の歯から大人の歯へと変わるとき親も気にしており成長を感じますが親知らずは一番奥に生え、また笑った際などにも見えないことから親もその歯の存在を知らないことから付けられたとも言われております。

 

3. 抜く必要

 親知らずが生えてくると「抜かなけらばいけない」というイメージがあります。なぜ抜く必要があるのでしょうか。親知らずを抜かなくてもいい場合はあります!

・親知らずがまっすぐ生えている場合 

・親知らずが上下で噛み合わさっている場合

この場合は抜かなくても大丈夫です。まっすぐ生えるスペースがあり、しっかりと上と下で噛み合っていれば歯として機能しているので抜かなくても大丈夫です。ですが、1番の奥の歯で、歯ブラシが上手く当たらなかったり、汚れが残りやすく細菌の増殖が起こりやすいため他の歯より意識して丁寧に磨く必要があります。

抜く必要としては、

・親知らずが斜めや横に生えてしまっている

・親知らずが虫歯や歯周病になってしまっている

・親知らずの辺りが繰り返し痛む

・親知らずが1本しかない場合

この場合は抜いてしまったほうがいいです。横や斜めに生えてしまっている場合1つ手前の歯に影響を与えたり、矯正治療を行った方で親知らずが横に生えている場合綺麗にした歯並びを悪くしてしまう場合があります。また親知らずは歯肉に部分的に被ったままになることが多く、これにより不潔になりやすく歯肉の炎症を起こしやすい状態となってしまいます。これにより炎症を繰り返し、痛みが出てしまうことが多くなります。親知らずが上下どちらかのみ変えている場合、噛み合わない歯はどんどん伸びてしまい向かいの歯茎や頬を噛んでしまう恐れがあります。健康な歯にも影響が及んでしまうこともあります。

 

4. まとめ

 親知らず とは昔の日本人の平均寿命が関係していることがわかりました。近年では人類の進化もあり家庭で柔らかいものを食べることも増え顎の発達が衰えて親知らずが生えるスペースがなくなってきたとも言われています。親知らずは綺麗に生えてこないと様々な悪影響を及ぼす原因になりますので定期的に歯医者さんへ通い、診てもらうのがいいと思います。レントンゲンのお写真を撮れば親知らずが埋まっているかも分かりますので気になった方はぜひ歯医者へレントンゲン写真を撮ってください✨

 

 

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