歯の無い動物について

歯の無い動物について

皆さんこんにちは。

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科の金森です。

 

早速ですが、皆さんに動物の歯についてのクイズです。

次のうち歯が無い動物はどれでしょう?

 

1・イルカ 2・ペンギン 3・カワウソ 4・アザラシ

 

 

正解は・・・

2・ペンギンです!!

 

今日はそんな歯の無い動物についてご紹介いたします✨

 

ペンギンなど歯がなく、舌と上あごにギザギザの突起があり、食べた魚が突起に沿って奥へと運ばれるしくみになっているそうです。

獲物である魚を素早くくちばしで捕まえ、 頭から丸呑みしてしまいます。

口の中のギザギザは 一度捕まえた魚が出ないように「返し」 の役割があります。

 

少し見えづらいかもしれませんが、 ペンギン同士で鳴きあっている時に もしかすると口の中が見えるかもしれません。

よく観察してみてください🌟

 

ペンギンの口の中の構造

ペンギンが食事しているとことを見る機会があったら、是非見てみてください。

必ず頭から飲み込んでいます。なぜ頭から飲み込むかというと、しっぽから飲み込むと、魚のうろこがひっかかってしまい、うまく飲み込めないからです。

頭から飲み込むことで、つるつるとした魚が口の中から逃げずに、しっかり胃の中におさめることができる素晴らしい構造になっています。

空を飛ぶことよりも海で食べものを探すようになり、進化したペンギンの口のなかの構造も、空にいては食べられなかった魚をたくさん食べられるに進化しました。

 

ペンギンのトゲについて

ペンギンの口の中には、たくさんのトゲトゲが生えています。具体的には、口の中の下と上あごののどの奥に向かってトゲが生えています。ペンギンたちは、魚などを頭から丸呑みします。丸呑みするときにこのトゲがひっかかるので、つるつるした魚も、逃さずに飲み込む事ができます。

 

このたくさんのトゲが、ペンギンの口の中を見たときに、びっくりするほど気持ち悪い見た目になっている原因です。しかし、このトゲのおかげでペンギンたちはつるつるした魚も、逃すことないようつるりと飲み込みお腹を満たすことができます。

 

ペンギンの食事

ペンギンが生活しているのは海の中というわけで、海の生き物を食べて生活しています。オキアミなどの甲殻類やイワシやアジのような小型~中型の魚、イカやタコなどを主な食べ物として、食しています。

 

イワシやアジは、お互いの距離を把握しながら普段群れをなして生活しています。みんないっせいに方向転換して泳ぐので、ペンギンたちは群れのままでは、魚を捕まえて食べる事ができません。では、普段どうやって魚を捕食しているのでしょうか。

 

魚の群れの中に白黒のペンギンたちが現れると、魚たちの群れはびっくりして群れの形が乱れます。その乱れたところを狙って、ペンギンたちは魚を捕食します。ペンギンたちは、普段一匹では魚を捕まえる事はしません。ペンギンたちも群れで行動し、みんなで食べ物を捕食します。

 

このように、今回は歯のない動物のペンギンについてご紹介してきましたが、他にもいろいろな形の歯を持った動物もいます。自分の好きな動物の歯を調べてみるのも面白いかもしれませんね。

 

また、ペットなどを飼っている人は、お口の中がどのようになっているのか見てみてください。

 

また色々な動物の歯についてご紹介しますね!!

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