神経を抜いた歯の寿命は?
こんにちは。
名古屋ウィズ歯科・矯正歯科の山下でございます🌻
本日は神経を抜いた歯の寿命についてお話させていただきます。
皆さん虫歯を放置し過ぎて、歯科医院で神経を抜かないといけないと言われたことや聞いたことはないでしょうか?💦
神経を抜いてしまうと
神経には歯質に栄養や酸素を送る役割を担っています。
栄養や酸素が行き届くことにより、頑丈な歯が保たれています。
しかし神経を抜いてしまうと栄養や酸素がなかなか満足に送られないので、
生命力を失ってしまいもろく割れやすくなってしまいます。
同じ負荷であっても神経があれば耐えられるが神経を抜いてしまうと耐えられなくなってしまいます。
神経には痛みを伝える役割もあります。
そのため神経を抜いてしまうと痛いという感覚やしみるという自覚症状が無くなってしまい、
虫歯が大分進行してから気づく事になってしまいます。
痛い・しみると早い段階で気づければ虫歯治療で治せますが歯がボロボロに
手の施しようがないほど虫歯が進んでしまうと歯を抜かないといけなくなってしまいます。
神経を抜いた歯は徐々に黒っぽく変色していきます。
原因は神経を抜くことで神経の中に通っている血管まで抜くことになってしまいます。
血管内の血液が循環することにより代謝を良くし古い血液成分や物質を流したり、
歯に栄養を送ったりしているが、血管を抜いてしまうと循環出来なくなり
古い血液成分や物質が沈着します。
沈着した成分が溜まってくると歯が黒っぽい褐色に変色してしまいます。
変色した歯を白に戻すことは出来ないの?と思われる方はいらっしゃると思います。
神経を取って変色してしまった歯を白くする方法は「ウォーキングブリーチ」があります。
ウォーキングとは、歯の内側に小さい穴を空け高濃度の漂白剤を歯の中に入れていきます。
ホワイトニングとは異なり、歯の内部から歯を白くしていきます。
漂白剤を入れる→洗浄→漂白剤を入れる→洗浄を1週間ごとに数回繰り返すことにより歯が徐々に白くなっていきます。
ホワイトニングとは異なるため、神経が残っている歯にウォーキングブリーチを行うことは出来ません。
ウォーキングブリーチについて詳しくは→こちら🦷✨
当院でもウォーキングブリーチを行っております。
気になる方はお気軽にお問合せ下さい🌞