お子様が使っている歯ブラシは大丈夫?

こんにちは!

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科の金森です。

 

皆さん、お子様の歯ブラシはどの様に選んでいますか?

 

「年齢表示のあるものからなんとなく使いやすそうなので選んでいる」

「子供用と書いてある歯ブラシを選んでいる」

「子供に好きな歯ブラシを選ばして使用している」

 

実は、どれも間違えです。

 

年齢が表記された歯ブラシでもデザインは様々です。

乳児・幼児・児童期とそれぞれの年齢で歯の成長の段階があるので、年齢に合っていてしっかりと磨ける歯ブラシを選びたいものです。

 

本日は、年齢に応じた歯ブラシの選び方について詳しくお話していきます✨

 

目次

 

1・0~2歳の歯磨き

2・0歳~2歳の歯ブラシの選び方のポイント

3・3歳~5歳の歯磨き

4・3歳~5歳の歯ブラシの選び方のポイント

5・6歳~12歳の歯磨き

6・6歳~12歳の歯ブラシの選び方のポイント

7・仕上げ磨き用の歯ブラシの選び方

8・まとめ

 

 

 

 

0~2歳の歯磨き

 

0~2歳までの乳児期は、まず「歯磨きになれること」を1番の目的にしましょう。

0歳時の時に突然歯磨きを始めると、赤ちゃんは「お口の中に硬いものが入ってきた!」と驚いて嫌がります。そのため、歯が生える前から清潔にした指で歯茎やお口の中をなでてあげたりすると良いでしょう。

 

歯が生え始めてきたら、いよいよ歯磨き開始です。歯ブラシに興味を持ってきたら、自分用の歯ブラシを持たせてあげましょう。まずは歯ブラシに慣れることが大切です。

 

歯ブラシに慣れることが目的なので、もちろん歯が磨けなくても大丈夫。

真似ができたら目標達成です。

ただし、歯ブラシでお口の中や喉を傷つける可能性があるので、お子さんが歯ブラシを持っている間は目を離さないようにしましょう。

 

 

歳~2歳の歯ブラシの選び方のポイント

 

・子供が握りやすい「太くてまっすぐなハンドル」

・安全でソフトな「ハンドル部分が曲がるもの」

・毛先は歯や歯ぐきになじみの良い「やわらかめ」

 

子供はじっとしていることができません。

万が一転倒したことを考えて、ハンドルはシリコン製の曲がるものがオススメです。

毛先はやわらかめでまっすぐカットしてあるものが良いでしょう。

2歳を過ぎた頃から、ブクブクうがいの練習も始めましょう。

「ゴックンしないで吐き出す練習」ができたら「お口の中で水をブクブクさせる練習」もしてみてくださいね。

 

 

3歳~5歳の歯磨き

3歳頃になると、乳歯が奥歯まですべて生え揃います。お子さんも歯磨き習慣がついているでしょう。

まだしっかりとは磨けませんが、「歯ブラシが奥歯まで届いたかな?」と奥歯まで歯ブラシを届かせるよう意識しましょう。

この頃は歯ブラシを噛んでしまうお子さんもいます。毛先が開いてしまうと汚れをうまく落とせないので、歯ブラシはこまめに取り替えましょう。

 

 

3歳~5歳の歯ブラシの選び方のポイント

 

・乳児期よりもヘッドをひとまわり大きめなものにする

・子どもが握りやすい「太くてまっすぐなハンドル」

・安全でソフトな「ハンドル部分が曲がるもの」

・毛先は歯や歯ぐきがきちんと磨ける「ふつう」

 

3歳~5歳ともなると、順序立てて自分で歯ブラシを動かすことができるようになります。

 

 

6歳~12歳の歯磨き

 

6~12歳頃は永久歯への生え変わり時期です。生え変わり時期にはお口の中も乳歯が抜けた状態のところや永久歯の頭が見え始めたところなど、凸凹が多くなります。

特に、乳歯にはなかった大人の歯が生えてきますが、この奥歯は虫歯になりやすい場所です。

奥歯・歯の裏・歯の側面などをしっかりと磨けるように大人が時々チェックしましょう。

 

 

6歳~12歳の歯ブラシの選び方のポイント

 

・ヘッドは薄くてコンパクトなものにする

・ハンドルは真っすぐで持ちやすい物にする

・毛先は歯や歯ぐきがきちんと磨ける「ふつう」

 

ヘッドの厚みは薄いものなら子供の奥歯までしっかり届くので、薄めのヘッドを選びましょう。

 

 

仕上げ磨き用の歯ブラシの選び方

 

仕上げ磨き用の歯ブラシの選び方については、インターネットなどで調べてもあまりでてきませんね。

そこで今回仕上げ磨き用の歯ブラシについてもご紹介します。

 

仕上げ磨き用歯ブラシを選ぶポイントは

・ヘッドは薄くてコンパクトなものにする

・大人が持ちやすい形状のハンドル

・毛先の硬さは「やわらかめ」

 

ヘッドは子供用と同じく、奥歯までしっかりと届く薄めのヘッドのものを選びます。

ハンドルは、大人がペングリップ(ペン持ち)で持った時に持ちやすい物を選びましょう。

 

毛先は子供の口の中を傷つけないように、やわらかめを選んでください。

 

高学年になってくると、歯と歯の隙間が閉じてきて、歯と歯の間に汚れが溜まりやすくなります。時々デンタルフロスなども利用して仕上げ磨きをするのがオススメです。

 

※仕上げ磨きは8歳くらいまでが必須です。

寝転んで仕上げ磨きをするのが嫌がるようなら、椅子に座らせて行いましょう。

 

 

まとめ

 

虫歯予防に一番効果があるのは「歯磨き」です。

乳歯が虫歯になると、永久歯の歯並びにも影響が出てしまいます。

虫歯は歯医者で治せますが、一度虫歯になったところはもとに戻せません。

子どものうちから正しい歯磨き習慣を身につけさせて、きれいで健康な白い歯の大人に成長しましょう✨

当院では子供の歯磨きの仕方や治療や相談なども行っております。

磨き方で分からない事や、困ったこと、気になることがあればお気軽にお問い合わせください🌸

 

 

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科🐶

 

名古屋駅1番出口から徒歩3分。

2021年2月に開業し、2022年2月の時点で500症例近い矯正治療をさせていただいております。

名古屋ウィズ歯科では、患者様1人1人にあったオーダーメイドの矯正治療を行っており、表側ワイヤー矯正から、目立ちにくい裏側矯正、マウスピース矯正(インビザライン)、15000円から始められるマウスピースタイプの部分矯正(クリアライン)など幅広い治療方法をそろえております。

他にも、一般治療の虫歯治療、定期検診にはじまり、インプラント治療、審美治療(セラミック治療)にも対応し、どのような悩みを持った患者様の要望にもお応えできるようにしております。

 

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