歯周病が身体に与える影響について

こんにちは。

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科の山下でございます。

 

本日は歯周病が身体に与える影響についてお話させていただきます。

歯周病が進行すると口腔内だけではなく身体の様々なところに影響を及ぼしたり悪化させることがあります。

 

歯周病と関連のあると言われている疾患・病気

① 骨粗鬆症

歯周病は歯周病菌により、歯肉の炎症や歯を支えている骨が溶かされます。

骨粗鬆症の方は骨の強度が低下しもろくなった状態となってしまっています。

骨粗鬆症にプラスして歯周病になってしまったら、歯周病菌の影響でさらに骨が溶けやすくなります。

② 誤嚥性肺炎

誤嚥性とは通常食べ物や飲み物は食道を通って胃に入りますが、誤った流れで肺や気管に入ってしまうことです。

口腔内に存在する歯周病菌や様々な細菌が食べ物や飲み物に付着し肺や気管に入ってしまうことで感染し、誤嚥性肺炎が引き起こされます。

③ 心疾患

歯周病菌が血液中に入ってしまうと心臓の内側を覆っている膜に付着します。

付着力は強くそこで定着し増殖していきます。

体中に血液を送るポンプの役割をしている心臓で菌が増殖するとすぐに体中に菌が広がり、それにより各器官を破壊や炎症を引き起こしてしまいます。

 

歯周病を放置していると更に深刻な状態になってしまうかもしれません。

口腔内だけの問題だけではなく身体に大きな影響を与える可能性があります。

 

健康な身体で生活できるよう歯周病のケアや予防をしっかりと行いましょう!

一覧に戻る

歯科タウン