八重歯について
こんにちは。
名古屋ウィズ歯科・矯正歯科の黒岩です。
本日は八重歯についてお話しさせていただきます。
八重歯で口が閉じにくくなった場合、口の中が常に乾燥しやすい状態になり口呼吸になったりします。
口の中が乾燥して唾液が乾いた状態が続くと虫歯・歯周病・口臭のリスクが上がります。
プラーク(歯垢)が溜まりやすく除去もしづらいため黄ばみなど口腔衛生状態が不良になります。
八重歯のせいで歯列全体の咬み合わせが悪くなった場合には、周囲の歯により大きな負担がかかる場合もあります。
咀嚼時の負荷が他の歯にかかり過ぎてしまい、歯茎が下がる・歯の寿命が短くなる・知覚過敏につながる危険性があります。
デメリットについて
・歯周病のリスクが上がる
・口臭
・口呼吸になり唾液の量が減る
・周囲の歯への負担増加
・口内炎ができやすくなる 等々
八重歯の原因
→顎と歯の大きさのアンバランス
現代人の顎は歯が生えるスペースが昔の人と比べ小さくなっていると言われています。
先天的に顎が小さく永久歯が正しく並べるほどのスペースが確保できない場合、
歯の大きさの割に顎が小さければ、間隔が詰まり八重歯につながってしまいます。
→軟らかいもの中心の食生活
昔と比べて、現代人は柔らかな食事を摂るようになりました。
顎の発達がうまくいかず、顎が昔に比べて小さくなっています。
→生えるタイミング
歯茎のスペースが空いていないと、あとから生えてくる犬歯は間に入り込めません。
そのため歯列から外れてしまい飛び出し、八重歯になります。
アメリカでは昔から歯並びが良いことも企業の上級管理職の外見上の条件だと言われています。
欧米においては、様々な不正咬合(歯並びが悪い)の中でも、八重歯(叢生)はドラキュラや狼男、魔女などと関係づけられ忌み嫌われているようです。
また、中国では八重歯は「虎の歯」と呼ばれ、「幸福が逃げる」または「親や配偶者と離別を早める」などの迷信があり、非常に気にしているとのことです。
認識の違いも他国それぞれですね。
歯科治療においても八重歯は立派な不正咬合になります。
もし矯正に興味を持ちましたら一度当医院で無料矯正相談を行ってはいかがでしょうか?
いつでもご予約お待ちしております。