テトラサイクリン歯について

こんにちは。

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科の黒岩です。

本日はテトラサイクリン歯についてお話しさせて頂きます。

 

テトラサイクリン歯というのはテトラサイクリン系と呼ばれる抗生物質を一定期間内に服用した場合の副作用により変色した歯のことをいいます。

 

よく見られる変色の程度はグレー色、イエロー色、ブラウン色などが歯の表面に横縞模様となって現われます。

 

原因は永久歯の形成期である出生直後から8歳頃までテトラサイクリン系の抗生物質を多量に投与された場合です。

歯の着色、歯のエナメル質形成不全、胎児や小児に一過性の骨発育不全を起こすことがあるとされています。

 

 

テトラサイクリン系の抗生物質を服用すると形成中の歯のカルシウムとテトラサイクリンが結びつき、象牙質に中に沈着します。

沈着した歯に紫外線が当たると化学反応により物質が一部分解され変色を引き起こします。

 

ホワイトニングを行うと軽度の方は全体の歯の色味を治すことができます。

しかし、重度になるとホワイトニングのみで治すことは難しいです。

 

 

テトラサイクリン歯でお悩みの方は一度当医院までご相談下さいませ。

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