矯正中のアンカースクリューについて

矯正中のアンカースクリューについて

こんにちは。

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科でございます。

 

本日は矯正中に使用する「アンカースクリュー矯正治療」についてご紹介いたします。

 

アンカースクリュー(TAD)とは歯茎に打ち込む小さなネジのことをいいます。

埋入後はゴムを使って引っ張っていきます。

 

これまでの矯正治療では「頭から装置を被る」という方法でしたが、これだと着けたまま外出することが困難でした。また患者様のご協力次第で効果に差が出てしまうという事がありましたが、それが改善できる治療方法になりました🌸

 

次にメリット・デメリットについてお話させて頂きます。

【メリット】

・患者様の負担が少ない

・矯正期間の短縮

・痛みがほとんどなく、安全で確実な治療が行える

・難しい不正咬合(良くない噛み合わせ)の治療も可能になる。

 

【デメリット】

・痛みはほとんど無いが、埋入後2・3日は少し違和感がある。

・麻酔を打たなければならない。

・歯磨きがしづらくなる。汚れがたまりやすくなる。

 

次に治療の流れになります。

 

1・麻酔の後、歯茎に小さなネジ(TAD)を打ち込みます。

(打ち込み時間1本につき1分程)

 

2・スクリューが安定するまで何日かおきます。安定するまでの時間には個人差があります。

 

3・移動開始

  ネジを土台にして、顎間ゴムなどをかけて歯の移動を開始します。

 

4・スクリューの除去

  除去の時期にも個人差がありますが、通常は1年ほどで矯正が終わり、ブラケットと一緒に除去していく方も多いです。

 

 

アンカースクリューについての注意点

・アンカースクリュー埋入当日

麻酔が切れた時に痛みがあれば、痛み止めを飲んでください。

 

・ネジが緩んだり取れてしまった時は必ずご連絡して下さい。

 

・指で触ったり、押したりしないで下さい。

 

・毎日のお手入れでは、柔らかい歯ブラシの毛で軽くこすって清潔に保ってください。

 

当院では、正式に厚生労働省の許可を受けた「歯科矯正用アンカースクリュー」を使用していますので、ご安心頂ければと思います。

 

アンカースクリューについて、ご理解いただけましたでしょうか?

「歯茎に直接ネジを打ち込む」という言葉を聞くと、少し怖いイメージを持たれる方が多くいらっしゃいますが、全然そんなことありません。

より早く、確実に矯正治療をすすめていきましょう✨

一覧に戻る

歯科タウン