小児の歯並び
こんにちは。
名古屋ウィズ歯科・矯正歯科です。
本日は子供の乳歯の虫歯と、歯並びの関係についてお話させていただきます。
よく「乳歯が虫歯になっても、どうせ大人の歯が生えてくるのだから、気にしなくても大丈夫!」と思われている方・・・
その考えは危険です!!!
虫歯は決して放置してはいけません。
乳歯は、生後6~8ケ月頃に下の前歯から生え始め、2歳半頃に上下20本の乳歯が生えそろいます。乳歯から永久歯へと生え変わるのは6~12歳頃。その間、永久歯は乳歯の下(顎の中)で時間をかけて成長しています。
乳歯の虫歯を放置すると?
乳歯は永久歯に比べてエナメル質(歯の一番外側を覆っている目に見える表面の硬い層)が薄く、歯がやわらかいといった特徴があります。
このため、大人の虫歯と比べて進行が早く、浸食によって歯はどんどん小さくなります。
歯が小さくなると、後の歯並びに影響してきます。
さらに虫歯を放置しておくと・・・
乳歯はエナメル質が薄いので、虫歯になると神経まで浸されやすいです。
永久歯の場合神経まで虫歯が進むと痛みが出てきますが、乳歯は多くの場合痛みを感じることが少ないです。
痛みが出ても、小さな子供さんは上手に伝えることが難しいこともあって、保護者さんが気が付いた時には神経まで虫歯が達しているということも少なくはありません。
虫歯が神経にまで達すると、乳歯の根っこの先に、膿がたまることもあります。
また、後からはえてくるはずの永久歯がはえなくなってしまったり、膿の場所を避けて変な場所にはえてしまったりすることもあります。
「乳歯だから生え変わるから・・・」と軽視せず、しっかりと磨いて虫歯にならないようにしましょう。しっかり見えているようでも、気づかない内に虫歯ができていたり、歯垢が溜まっていたりすることもあります。
もし虫歯ができてしまったら、できるだけ早く治療を受けましょう!
当院では小児も虫歯治療も行っております。
お気軽にお問い合わせください。