歯周病から招く病気

こんにちは、名古屋ウィズ歯科・矯正歯科でございます。

 

 

今日は歯周病が招く病気についてお話します!

 

 

歯周病の原因となるのは歯垢と呼ばれている細菌です。歯垢がたまると

酸素を嫌う嫌気性菌が多くなります。

 

嫌気性菌が歯肉に侵入しようとしてくるので身体は菌をやっつけて侵入を抑えようと攻撃をします!これが歯周病の始まりで、歯肉からの出血、発赤、腫瘍などの炎症をおこします。

歯周病は常に炎症が続いているということです。

 

その際、炎症によって出てくる毒性物質が歯肉の血管から全身に入り、様々な病気を引き起こし悪化させる原因になります、、

炎症性物質は、糖尿病、早産、低体重児出産、肥満、血管の動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)などの病気を引き起こす原因になります。

 

歯周病は内毒素という細菌壁に含まれる毒物。細菌が死滅しても毒は残ってしまいます。

血管に入った細菌は体の中で死滅しますが、歯周病菌の死骸は毒をもったままなので、血糖値に悪影響を及ぼします、、、

血液中の内毒素は血糖値をさげるホルモンインスリンの働きを邪魔してしまいます、、

 

歯周病を予防することは全身の生活習慣を予防することにつながります。

ただ口腔ケアも自分一人でしっかり行うことは難しいので最低半年に一回は検診に行き、生活習慣も含め口腔内のケアを受けるようにしましょう。

 

また妊婦さんも歯周病になりやすくなってしまいます。

女性ホルモンが大きくかかわってきますが、エストロゲンという女性ホルモンが歯周病の細菌を増やすといわれています。

妊娠終期には10~30倍になるといわれているので、よりしっかりセルフケアを行う必要があります!
 

歯周病の素になる細菌は人体のあらゆる細胞に侵食し、口腔内だけでなく体全体に影響を及ぼすので自分の体のためにもしっかり検診、する府ケアを行いましょう!

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