プローブ(歯周病の検査)について

こんにちは、名古屋ウィズ歯科・矯正歯科でございます。
今日は、プローブについてお話したいと思います。

歯医者で定期検診にいくと必ず行われる、歯と歯ぐきの間の深さ(ポケット)を測り、結果の紙や説明を受けたことがあるかと思います。

その歯周病、歯周組織検査を行う上で必要となる物がプローブと言われるものになります。

①歯ぐきの状態を調べるための検査です。

歯ぐきがどういう状態なのか、炎症が起こっているのかは、外側から見ただけではわかりません。歯ぐきの内側、つまり歯周ポケット(歯と歯ぐきの間のすきま)の中に直接触れて確かめることで、歯周病がどの程度進んでいるのかを把握します。

②プローブという器具を歯周ポケットに入れて、歯ぐきを触ります。

同じ患者さんのお口の中でも、歯の1本1本によって、あるいは同じ歯でも、場所によって歯周病の進行度には違いがみられます(部位特異性)。その違いを確かめるために、歯周ポケットにプローブという器具を入れて、周囲の歯ぐきを丹念に触れて状態を調べます。これがプロービングです。

※プローブの先端は丸みがあり、針で歯ぐきを突き刺しているわけではありません。

③炎症の有無や歯周ポケットの深さ、プラーク・歯石の状態などを見ます。

炎症の有無:炎症が起きている歯ぐきの表面や内側をプローブで触ると、血が出ます。普段の歯磨きでは血が出なくても、プロービングの後にお口をゆすいだ際に血がみられるのは、そのためです。この出血をなくすことが、治療の目標の1つとなります。

歯周ポケットの深さ:炎症がどれだけ進んでいるのかがわかります。健康な歯ぐきでは、少ししか器具が入りませんが、歯周病が進んでいると、器具が深いところまで入っていきます。

一般的に、3ミリ以内が正常で4ミリ以上で歯周病があると考えられています。このポケットの深さは歯ぐきが引き締まればポケットは小さくなります。なので、毎日の歯磨きがとても大切になります!

定期検診、保険治療なども行っております。お気軽にお問い合わせください!

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