妊娠中のお口の悩みについて

こんにちは、名古屋ウィズ歯科・矯正歯科でございます。

 

本日は妊娠中のお口のお悩みについてお答えします。

 

Q親のむし歯が多いと、子どももむし歯になりやすいのでしょうか?

A生まれたばかりの赤ちゃんの口には、むし歯の原因菌である細菌「ミュータンス菌」はいません。

両親が使ったスプーンで赤ちゃんに食べさせたり、またキスしたりすることにより、ミュータンス菌が赤ちゃんにうつります。

ただ、親子のスキンシップはとても大切ですから、両親が口の中をいつも綺麗にすることで、細菌「ミュータンス菌」が赤ちゃんにうつるのを最小限に抑えられます。まずは、妊娠した場合ご夫婦で歯科検診を受けることをオススメします。妊娠初期は治療のできない場合もありますが、上手な歯磨きの仕方など適切なアドバイスがもらえます。

いつも清潔にしていれば、細菌「ミュータンス菌」が極端に増えることはありません。

 

Qお腹がすくと気持ち悪くなるので、いつも口の中に食べ物を入れています。

その上、歯磨きはつらいんですが、どうすればむし歯が予防できますか?

A妊娠中は唾液の量が減る傾向にあり、自浄作用があまり期待できません。ですから、むし歯になりやすい甘いお菓子を食べ続けることは歯のためにあまり良くないです。

空腹がつらいのであれば小さなおにぎりや果物などを常備しておいてはいかがでしょうか。歯磨きは、食後に限らず気分の良いときにもするといいでしょう。

 

Qカルシウムをしっかり摂るように言われましたが、牛乳が好きではさいので飲みたくありません。どうしたらよいですか?

A料理の中で取り入れる工夫をするといいですね。牛乳以外にもヨーグルトやチーズなどの加工品にもカルシウムは含まれていますし、小魚や小松菜、切り干し大根は、カルシウムを豊富に含んだ食品です。

また、豆腐や練り豆腐、納豆などの大豆製品はカルシウムを多く含み、さらにタンパク質源としてもすぐれた食品です。

野菜や果物、魚、肉、穀物などをバランスよく食べて、カルシウムだけではなく必要な栄養素をしっかり摂るよう心がけましょう。

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