親知らずの周りの歯茎が痛い!?

こんにちは!

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科です(^^♪

今回は「智歯周囲炎」についてお話していこうと思います。

 

皆さん、親知らずとは何かご存じですか?一番奥に生えてくる3番目の大臼歯の事を「親知らず」「智歯」と呼びます。

最近の日本人は、顎が小さい方が多いので、下あごの奥に3番目の歯の生えてくるスペースがなく、正しい位置に生えてこないことが多いのです。

そのため、前のほうに傾いて生えたり、横向きに生えたり、歯の一部だけしか生えてこないこともあります。また、歯はあっても顎の中にはいったままで、ずっと生えてこないこともあるのです。

 

うまく生えてこない親知らずは、歯の一部分のみが口腔内に顔を出してしまい、他の部分は歯茎でおおわれているため、歯と歯茎の間に深い隙間ができてしまいます。

ここに口の中の細菌や食べかすが入り込み、細菌が繁殖するとその周りに炎症が起こります。

これが親知らずの痛みである「智歯周囲炎」の原因なのです。

 

智歯は口腔内でも最も後方に位置し、扁桃・咽頭などの組織、および口を開け閉めする筋肉などに近接しています。

そのため、智歯周囲で生じた炎症は、近接する組織に波及し、さまざまな現象を招くのです。

 

一番多いのは、頬が腫れる、歯茎が腫れるといった症状です。ほかにも、歯茎のにおいが気になったり、口を開けたり閉じたりしづらい、飲み込みにくいといった症状がみられる方もいらっしゃいます。

智歯周囲炎を放置しておくと、炎症がどんどん波及していき、高熱が出たり、リンパ腺や扁桃腺まで腫れが広がります。

さらにひどくなると、細菌が全身に波及していき敗血症をひきおこすこともあるのです・・・

たかが親知らず、されど親知らずですね(-"-)

 

そこまでひどくなる前に、まずは一度ご来院いただき、炎症の状態をみさせていただくのがベストです!!

治療法としては炎症を抑えるお薬を飲んでいただいたり、抜歯を行って細菌がたまらないようにしていくことが多いです。

 

疲れたりして免疫が下がっているときにこそじわじわお痛みが出やすい親知らずです、定期健診で炎症がおこっていないか、起こりやすい状況にないかを確認していくことが重要となります!!

 

気になることかあればぜひ名古屋ウィズ歯科矯正歯科にご来院ください(^^♪

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